ぶらりウォーキング 晩秋の銀杏 [ウオーキングのすすめ]
晩秋のいちょう
歩く人には ささやかな楽しみが 与えられる
歩く人にこそ 与えられる ささやかな贅沢
季節を渡り歩いている 人に与えられる小さなご褒美
晩秋の銀杏が 敷き詰めてくれた 黄金のじゅうたん
少し 襟をただして ゆっくりと渡る
ささやか 小さなことにこそ 生きている楽しみがある
タグ:ウオーキング
ぶらりウーキング サザンカ [ウオーキングのすすめ]
サザンカ
春のカスミの中を 浮足立って 歩き
夏のせみ時雨の下を さまよい歩き
秋風に背中を吹かれて そぞろに歩き
春も夏も秋も しのび歩きの季節の後ろを
追いかけて歩いていたら
今日からは 初冬の透明な光の中を 歩いている
季節の道しるべのように サザンカが咲いている
ふんわりと 光のなかに 浮いている 花びらは
折々の季節のなかに 置き忘れてきた
見果てぬ まぶしい夢のようだ
タグ:ウオーキング サザンカ
ぶらりウオーキング 秋の日は涙を流す [ウオーキングのすすめ]
ウオーキングの楽しみ コーヒー [ウオーキングのすすめ]
団塊小僧の毎朝のウオーキングには楽しみがあります。
ぶらりと歩きを楽しむウオーキングでも、頑張って速歩のウオーキングでも気分が爽快になった後の団塊小僧のルーテイーンはコーヒーを楽しむことです。
今やコーヒーは喫茶店だけで楽しむものではなくなりました。セブンイレブンの良質のコーヒーを安く楽しませるという戦略は見事に成功したようでコーヒ飲料業界に新風を吹き込んだようですね。
ウオーキングを終えたあと、近くのコンビニやスーパーで一杯100円のコーヒーを入手します。
そのあと、しばし朝のコーヒータイム。団塊小僧の車の中は喫茶室に早変わり。
コーヒーの香りを楽しみながら、空の雲をのんびり眺めます。
コーヒーの苦みを楽しみながら 通勤に忙しい方々をぼんやり眺めたり。
プライベート喫茶室では、手島葵やモーツアルトが流れたりします。
100円のコーヒー1杯がもたらすささやかな安らぎと楽しみ。
楽しみはどこにでも、転がっている。
タグ:ウオーキング コーヒー
ぶらりウオーキング 香草畑 [ウオーキングのすすめ]
香草畑
君と会ったのは
どこであったか
遠い光のなかに
あったどこかの
村であったろうか
草が陽に光り
風が香る
とても静かな
明るい村であったような
気もする
そうして
二人は
砂埃であったか
あるいは
空から降ってくる
白い花びらであったか
遥か遠くまである
まぶしい道を
歩き始めたのだが
恥じらいのなかに
輝いていた黒髪にも
白いものが混じって
きたのは
どんなにか
遠いところから
歩き通してきたのだろうか
旅の途中ではあるが
君よ
今日出会った
香草畑の主に
頼んでみよう
あの遠い故郷からの
光の匂いの
たっぷり詰まった
香草をざっくり
刈って
白いゆったりの
シャツを染めて
君に贈るつもり
香草畑の風に
吹かれて
少しの間
まどろむ
つかの間に
タグ:写真詩
ぶらりウオーキング コスモス曼荼羅 [ウオーキングのすすめ]
コスモス曼荼羅
陽だまりの中
生きている 刹那はね
せめてもの 夢のまほろば
はるかな彼方から来た風の
さなかに
コスモス曼荼羅 花畑
空の藍は きっと誰かの忘れ物よ
白い雲がゆっくり と行くわ
ふうわり ふわり 揺れやまず
コスモス曼荼羅
天がける風は 羽衣のようね
天蓋の果てまで たなびいて
まぶしいわ
人の世にある
さみしさ少し きらきらと
空から降れば
旅の途中に迷い込む
コスモス曼荼羅 花野原
香り立つ風に 吹かれても
明日は消える 花景色
諸行無常に
揺れるばかりの
コスモス曼荼羅
茜さす光りがね 花びらを染め抜いたわ
人の世にある
哀しみ少し あかあかと
残照のように 浮かぶのは
行くあてある旅人の絶望と
行くあてない旅人の希望
くれなずむ 空と地の面の間に
浮かんでいる
コスモス曼荼羅 花荒野
あるはずのない ある花景色
コスモス曼荼羅
タグ:ウオーキング
ぶらりウオーキング 夕焼け [ウオーキングのすすめ]
ぶらりウオーキング 夕焼け
夕焼け
父の
背中のさみしさを
あなたは知っているか
母がそっと
拭いた涙の
しょっぱさを
あなたは知っているか
混沌とした
根無し草の
日常
今日という日が
ごらん
あの西の方
黄金の空に照り映えている
そうして
カナカナが鳴けば
父と
母の
あがき疲れた
一日の終わりを
黄金の残照が
包んでいるのが
あなたにも
見えているか
あかあかと
残照に照り映えている
父の眼差しが
茜色の空の向こうを
探しているのを
あなたは知っているか
やわらかに
微笑んでいる
母の
瞳にあの夕焼けよりも
さみしい哀しさが
宿っているのを
あなたは知っているか
地上に生かされて
いるもの
二人の縁(えにし)が
夕焼けに向かって
たたずんでいる
ブックマークボタン
夕焼け
父の
背中のさみしさを
あなたは知っているか
母がそっと
拭いた涙の
しょっぱさを
あなたは知っているか
混沌とした
根無し草の
日常
今日という日が
ごらん
あの西の方
黄金の空に照り映えている
そうして
カナカナが鳴けば
父と
母の
あがき疲れた
一日の終わりを
黄金の残照が
包んでいるのが
あなたにも
見えているか
あかあかと
残照に照り映えている
父の眼差しが
茜色の空の向こうを
探しているのを
あなたは知っているか
やわらかに
微笑んでいる
母の
瞳にあの夕焼けよりも
さみしい哀しさが
宿っているのを
あなたは知っているか
地上に生かされて
いるもの
二人の縁(えにし)が
夕焼けに向かって
たたずんでいる
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タグ:ウオーキング 写真詩
ウオーキングは万能ではない [ウオーキングのすすめ]
団塊小僧は、ウオーキングを日課にして2年が経過した頃に体調がすごく良くなってきました。
色々な健康診断の数値が改善されてきているし継続していけば足腰も丈夫になり老後の健康はこれで大丈夫だなと感じ始めている時に晴天の霹靂、えっという事態が起きてしまいました。
それは、ウオーキング中の転倒でした。大股で歩いている途中で膝がカクンとなり突然の転倒で道路で仰向けに倒れたのです。
すぐに起き上がりはしたものの、心の中で衝撃が走りました。毎日熱心にウオーキングをしているのにどうしていう訳の分からない感情が沸き上がりました。
その後、間隔を置いて2回ほど、カクン,バタンと転んでしまったのです。
不幸中の幸いはまだ60代だったこともあり打撲も骨折もなかったことです。
これには、さすがに鈍感な団塊小僧も、ウオーキングは足腰を鍛えるには充分ではないということに気がついたのです。
70代に入る前にこのことに気がついたのはラッキーとしかいいようがありません。
なぜなら70代に入っての転倒は場所によっては大変なことになる可能性があります。
まだ60代の団塊小僧はこれらの転倒体験で転倒防止のためのエクササイズさがしに本格的に取り組みました。
色々調べた結果、老後の転倒防止に最適なエクササイズは太極拳という結論を出したのでした。
タグ:ウオーキング
ウオーキングは団塊シニアの必須アイテム [ウオーキングのすすめ]
団塊シニア小僧としては、老後の寿命を延ばす色々な対策のなかで素晴らしいエクササイズはウオーキングであると思います。
その特徴として、
1.お金がかからず手軽にできる。
2.自分の体力に合わせて動ける。
3.内臓の状態を改善することができる。
4.血圧が正常化する。
5.血糖値が正常になる。
6.コレステロール値が良くなる。
7.季節の変化を楽しむことができる。
春夏秋冬の移り変わりを肌で感じる。
8.認知症の予防ができる。
9.元気のもとスタミナがつく。
10.緑内障、白内障が改善される。
このようにちょっと良い点をあげるだけで、体に良いメリットがたくさんあげられます。
団塊小僧は、ウオーキングを始めて2年目になります。毎日、黙々と歩くわけですが歩き始めてある程度調子が上がってくるとウオーキングハイの状況になります。
このウオーキングハイが感じられるようになればしめたものです。毎日歩くのが楽しみな日課になります。
そうしているうちに、あれだけ高かったヘモグロビンA1Cが正常値の範囲内に収まりました。
なかなか下がらないコレステロール値が正常値になっていました。
健康診断で発覚した初期の緑内障も進行せずわずかに出始めた白内障も進行が止まっています。
ウオーキングは健康の改善維持だけではないですね。
団塊小僧はウオーキングのときはいつもアイパッドを持っていきます。
ウオーキングの途中で出会う風景や植物、公園に思いがけなく咲く花などを足を止めて観察し写真に残します。
空を行く雲なども気向けば写真に残します。
せかせか歩くだけのウオーキングだけでなく心を遊ばせるためのだらだら散歩をする機会を取り混ぜています。
寒い雪の日がいつのまにか桜の季節になり、せみ時雨のなかの森を散策していてもある日、蝉の声がしない日がきてそのうちに木枯らしが吹き始める。
美しい四季の移ろいを感じるには、道草だらだら散歩がおすすめです。
いずれにしてもウオーキングは団塊シニアにとっては大切なものだと実感しています。